ピンって言葉をご存知だろうか? ひとり芸をする事を芸人用語でピンと言う。ピンといえば思い浮かべるのが、「ピンからキリまで」って言葉だ。このピンと言う言葉はそもそもはポルトガル語だそうだ。 西洋ではピンからキリまでの ピンは一番上とみなす。で、…
漫才をやって行く事の難しさのひとつとして 相方との人間関係である事。 そんな中でも相方に何かがあった時は どうしよもない。例えば相方が病気をするといったものは 僕自身がどうする事も出来ない。 ましてや心の病気となると彼自身も僕自身も どうする事…
名古屋で若手ながら 異例のレギュラーをいただいた我々は 新人らしくがむしゃらに漫才にロケに挑んでいた。そんな時に相方の師匠の落語家のH師匠からお声がかかり 食事に連れて行っていただいた。H師匠は普段は温厚なタイプである。 だが事、芸に関しては見…
あの頃の漫才師としての お仕事は具体的には 2種類のパターンがあった。ひとつのパターンはネタの時間をいただいて台本通りやる。 もうひとつのパターンは時間も台本もアバウト。 そんな中、2人で客を盛り上げる。大きくはこの2種類の仕事であった。時間…
新人賞をとられてすごいですねと言われる事がある。確かに、我ながら、振り返れば、他人事のようによく獲ったな〜と思う。 と、同時に穫させたほうもすごいなとも思う。 また、あの時代もすごかったなーとも思う。さ、ここで一度「お笑いの順位」について書…
さて、いざやる漫才なのだが 実際漫才のネタを作るとなると どうしていいかわからなかった。見て、面白いと言ったり つまらないと言うのは簡単なのだが 一から自分が作るとなると大変であった。 ここで漫才といったものを説明しておこう。 漫才とコントの違…
「はいどうもー!ぜんじろう一号です!」 「ぜんじろう二号です!」 「お前だれや?」 「ぜんじろうや!」 「オレもぜんじろうや!」 と、あらかじめ撮影しておいたビデオを再生し テレビモニターに映った自分の画面と 掛け合いの漫才をやったのは 20歳を…
オペレーターと話したいのに このようなガイダンスが流れてくる。「これでいい場合は1をお押しください。 駄目な場合は2を その他は3を 直接オペレーターとお話したい場合は4を押してください」それやったら、オペレーターをまず1に持ってこいや〜〜!…
「ヨクキコエマセン」 すべての事に関してYESのはずのロボットが 僕が話しかけた時、まさか否定の言葉を 返してきたのにはびっくりした。僕は2002年に横浜のパシフィコで 開催されたロボット博覧会を見に行った。僕はそれまで現実のロボットを 生で見た…